タンノイのオートグラフ
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スピーカーといえば、東のJBL、西のタンノイと言われるほどアメリカのJBLとイギリスのタンノイが有名です。
タンノイは、ガイ・ルパート・ファウンテンが創業したイギリスのスピーカーメーカーです。
1947年 にウーファーの中央にツイーターがはめ込まれたように組み合わされ、位相も合わされた同軸2ウェイ式ユニットであるデュアル・コンセントリックを開発しました。
以来、高級機種は一貫して同軸2ウェイ式ユニットを用い、リアルウッドパネルで組み立てた筐体に収めたものを発表し続けている。
1953年 にアルニコマグネットを採用した直径15インチ(38cm)のスピーカーユニットであるLSU/HF/15を開発製造しました。
磁気回路カバーの色が銀色だったため「モニターシルバー」と呼ばれ、このユニットを搭載したスピーカー、「オートグラフ」を発売しました。
1956年には ユニットの設計が変更され、磁束密度の向上と最大入力向上が図られました。形式名はLSU/HF15で、ユニットの磁気回路カバーの色が赤に変わったため「モニターレッド」と通称されました。
1967年 – トランジスタアンプ対応として、各ユニットの入力インピーダンスが16Ωから8Ωに変更されました。形式名は1LSU/HF15G、ユニットの磁気回路カバーの色が金に変わったため「モニターゴールド」と呼ばれました。
1974年に本社工場で火災が発生し、音質の要であったコーン紙がすべて焼失してしまい、製造が中止されました。
1976年から1983年まで、ユニットをHPD385/HPD385Aとしたレプリカモデルをティアックが生産しました。
オーディオマニアとしても有名な剣豪小説家の五味康祐が愛用したことでも知られ、その独特の音質は今もなおオーディオマニアの憧れの的です。
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