ハリー・ウィンストンとアカデミー授賞式
東京リサイクル家です。
本日は世界の5大ジュエラーの一つで、ハリウッド女優御用達ともいえるハリー・ウィンストンについてお話します。
「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されるハリー・ウィンストンは1896年にニューヨークの宝石商の息子として誕生しました。宝石の真価を見分ける優れた能力をもっていたハリーは、12歳のとき、ある店で25セントの緑の石を購入。その石が、エメラルドだと見抜いていたハリーは、宝石商を営む父のもとに持ち帰り、石は800ドルで売却されました。この話は伝説のように現在でも語り継がれています。
1920年プレミア・ダイヤモンド社をニューヨーク五番街535番地に設立。その後、1932年にハリー・ウィンストン社をニューヨークの51番通り東に設立。1943年にアカデミー賞の授賞式に着用するジュエリー貸し出しを提案し、1947年にはキャサリン・ヘップバーンが、インクイジション・ネックレスを身につけて授賞式に出席しました。
1949年に新聞王のエヴァリン・ウォルシュ・マクリーン婦人の遺産の中からハリー・ウィンストンがホープ・ダイヤモンドを買いました。ルイ14世やマリー・アントワネット等の有名人が所有し、所有者を不吉な運命に導いたという世界最大(45.52カラット)のブルーダイアモンドです。ハリー・ウィンストンだけが、ホープ・ダイヤモンドによる影響を唯一逃れた人物であることから、ハリー・ウィンストンはホープ・ダイヤモンドに唯一認められたのかもしれません。
2004年ハリー・ウィンストンはアバー・ダイヤモンド・コーポレーションに買収されました。2005年4月からの経営主体が、アバー社に移り、アバー社のトーマス・オニール社長がハリー・ウィンストン社のCEOとなっています。
経営主体が代わった現在においても、ハリーウィンストンは有名ハリウッド女優の憧れでもあり、アカデミー賞の受賞式では、こぞってハリー・ウィンストンのジュエリーが着用されています。
東京リサイクル家では宝飾品・貴金属の買取を強化しております。
ぜひお問い合わせください。