ヴァシュロン・コンスタンのパトリモニー・ミニッツリピーター
東京リサイクル家です。
今回は機械式時計における三大複雑機構の一つミニッツリピーターについてお話します。
ミニッツ・リピーターとは、その時計の持ち主が時計のある部分を操作することによって、 現在の時刻を音の数で知る事ができる機構のことです。
懐中時計の頃、 夜間などの暗闇でも時刻が認識できるようにと開発されたのがきっかけでした。
永久カレンダーとトゥールビヨン(三大複雑機構の残りの二つ)に比べてさらに複雑で、作成するのに非常に高い技術が必要で時間がかかります。
現在では音で時刻を知るというよりも、その複雑な作りに魅せられたコレクターが購入する場合が多いようです。
音を鳴らすためのハンマーが大小1つずつ付いていて、大きい方のハンマーが時間をあらわす音を出し、小さい方のハンマーが分をあらわす音を出し、大小両方のハンマーを同時に鳴らすと15分ごとのクオーターをあらわします。
ミニッツ・リピーターの音色は使用されている素材の違いや時計自体の大きさなど様々な要素が関係しています。
美しい音色にするために、時計職人は多くの時間を費やしているのです。
ヴァシュロン・コンスタンのパトリモニー・ミニッツリピーターは永久カレンダーに加え、ミニッツリピーター機構を、僅か37mmのケースに収めたコンプリケーションモデルです。
1946年から2006年の間に、僅か50本のみ製造された超レアものです。
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